院長あいさつ
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院長
●経歴
- 1999年
- 日本歯科大学歯学部卒業
- 2001年
- 歯科医師臨床研修修了(日本歯科大学附属病院)
- 2004年
- 東京歯科大学歯科矯正学講座卒後研修課程修了
- 2006年
- 日本矯正歯科学会認定医取得
- 2007年
- 博士(歯学)の学位受領(東京歯科大学)
- 同年〜現在
- 東京歯科大学講師(非常勤)
●所属団体
- 日本矯正歯科学会認定医
- 東京矯正歯科学会
- 日本顎変形症学会
- 日本歯科大学歯学会
- 東京歯科大学学会
- 日本歯科医師会
- 千葉県歯科医師会
- 旭市歯科医師会学校歯科保健担当理事
医員紹介
皆さま、こんにちは。
【北總矯正歯科医院】の北總 征男でございます。
矯正歯科は、歯並びを専門的に治す歯科医院です。もともと歯は、力を加えられるとその方向へ移動するものです。その点に着眼し、歯に装置をつけて持続的に負荷をかけ、適切な位置に歯列を移動させるのです。
歯を削ったり、かぶせ物をしたりする治療法などと違って、時間はかかるものの、健康な歯を温存したまま治療できることが、矯正歯科治療の大きなメリットです。
また、歯並びを治すことによって虫歯や歯周病にかかりにくくなったり、笑顔が美しくなったり、食事がしやすくなったりするケースが多くみられます。
矯正歯科は、このように歯並びの治療を行った後のメンテナンスなどを行う、歯列矯正に特化した専門性の高いクリニックなのです。
当院は自立支援(育成医療)指定医療機関になっていますので、先天異常の疾患に対し健康保険による診療が可能です。顎変形症に対する外科的矯正歯科治療を保険にて行うことができます。
矯正歯科治療のまだ珍しい1968年頃から、日々進歩する矯正歯科治療の研鑽を積み重ね、専門的な医療機関として50余年、患者さまには満足して頂けるようにと今日に至っております。
歯並びなど、矯正歯科にまつわることでお悩みの方はお気軽にご相談下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
●経歴
- 1942年
- 千葉県生まれ
- 1968年
- 東京歯科大学卒業
- 1972年
- 東京歯科大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
- 1972~2002年
- 東京歯科大学講師(非常勤)
- 現在
- 千葉県旭市にて矯正歯科開業
●所属・その他
- 日本矯正歯科学会認定医、指導医および臨床指導医(旧専門医)
- E・H Angle Society正会員
- アメリカ矯正歯科医師会会員
- ヨーロッパ矯正歯科学会会員
- 日本フェイシャルオーソトロピクス研究会会長
- 旭スタディーグループ会長
●著書
- 「GPのためのやさしい矯正臨床」(クインテッセンス出版)
- 「GPのためのやさしい矯正臨床~アダルト編」(クインテッセンス出版)
●主な訳書
- 「アトラス歯科矯正装置」(東京臨床出版)
- 「ベンチトップワーク矯正装置の作り方」(クインテッセンス出版)
- その他、論文翻訳や共同訳書など多数。
診療案内
●矯正歯科について
歯並びが悪いことによって起こるいろいろな問題を、体の成長・発育を上手に利用しながら口腔本来のはたらき(食物を取り入れ、言葉を話す)と、かたちを取り戻させるために、機械的・機能的な方法を利用して、その人の個性に調和した本来の姿に返してあげようというのが歯科矯正学であり、矯正治療なのです。
また、近代医学がそうであるように歯並びが悪くならないように予防することも、私達のもうひとつの大きな役目であり、むしろそれが本当の仕事なのです。悪くなってしまったものを治すには、長い時間とたくさんの費用がかかります。いまわしい癌や他の病気の場合と同じように、ここでも早期発見・早期治療(早く見つけて、早く治す)があくまでも根本的原則です。そのためには、古くからいわれているように定期的な検診を受けることが、どうしても必要な事なのです。
※矯正治療は自由診療です。 費用:68万円~(税別)
詳細はお問い合わせください。
●診療について
長い時間がかかります。
虫歯の治療や、抜歯・入れ歯などと違って長期に渡って治療・管理が必要です。治療期間中は、3~4週に1度の割合で来ていただくことになりますが、患者さまによっては3か月に1度または、6か月に1度の間隔で定期的にみせていただくこともあります。いずれにしても長い期間が必要です。
●ご家庭の協力と理解がなにより必要です
長い間のことですから治療を始める前に、お互いに理解し合うことが、とても大事な事です。治療のあらましについて良くおわかりになりましたら、ご家庭であらゆる角度からご相談をなさって(できれば学校との連絡をとられたうえ)、充分通院できる見通しがつきしだい、治療にとりかかりたいと存じます。治療を始めましたら、担当医の指示に従って規則正しく通院して下さい。せっかく治療を始めても途中でお止めになるのでは何にもなりません。尚、3カ月以上無断でお休みになった場合は、私共にも責任を持ちかねますので契約を破棄されたものとみなして取り扱います。
●色々な検査
どうして悪くなったか、どこがどんなふうに悪いか、どうしたら良くなるかを知るためには、詳しく調べなければなりません。このために、歯の型をとったり、顔や頭の写真やレントゲン写真を撮らせていただきます。尚、ご両親・ご兄弟の方々についても同じような検査をお願いすることもございます。この検査結果をもとにして、治るか治らないか、どのようにして治すか、またどの位の時間がかかるかなどについてもお話し致します。
●矯正治療の流れ
◆Step1 相談
歯並びに関する悩みや、矯正歯科治療に関する疑問点、ご希望などについてお話をうかがいます。
その上で、お口の中を拝見し、現在の歯並びに関する問題点についてご説明いたします。
その後、矯正歯科治療の流れや仕組み、治療方法、治療期間、治療費などについてもわかりやすくご説明しております。
わからないことがあれば何でも遠慮なくお聞きください。
また、当院ではご納得いただいて、治療を受けていただくために下記の内容全てに対して事前にご説明をさせていただいています。
治療の目的
<まずはじめに目的を十分理解しましょう>
・今から行う矯正歯科治療は、どんな目的のためのものなのか
・どこまで治療することが目標なのか
治療の範囲
・すべての永久歯を並べる治療を行うのか
・全永久歯がそろっていない場合、将来その歯を並べ直す必要はあるのか
・前歯だけの治療を行うのか
抜歯
・歯を抜く必要はあるのか
・どの歯を何本抜くのか
・将来抜く可能性が出てくる歯はないか
治療の費用
・支払う治療費にはどこまでが含まれているのか
・将来治療費の追加が必要にならないか
・来院時、毎回費用はいるのか
治療の期間
<矯正の治療には、歯を動かす期間と動かした歯を安定させる期間(保定期間)とがあります>
・それぞれの期間や通院間隔はどのくらいか
治療の装置
・装置はどのようなものを入れるのか
・自分で取り外しが可能か
・一日中つけておく必要があるのか
時間:約30~60分
料金:¥2,200(消費税込)
◆Step2 検査
診断と治療計画を立案するために必要なレントゲン写真、顔面および口腔内の写真、歯型の採取、咬合の診査、虫歯および歯周組織の検査、問診などをおこないます。
この結果をもとにコンピューターを用いて詳細な分析を行い、最も良いと思われる治療計画を立案いたします。(顎の動きや骨格形態に問題がある場合は、顎運動の検査やCT撮影などが必要となる場合がございます。)
時間:約60~90分
◆Step3 診断(検査結果と治療計画のご説明)
検査の結果を詳細に分析し、患者さまにとって最も良いと思われる治療計画を先進的なコンピューターシステムによる顔貌予測シミュレーションなどを用いて、わかりやすくご説明いたします。納得して治療をお受けいただけるよう、丁寧にご説明いたします。
時間:約60~90分
◆Step4 治療準備(歯みがきのトレーニングと矯正装置の装着)
それぞれの患者さまの治療計画に沿った装置を2~4回に分けて装着していきます。
また、矯正治療中にお口の中を清潔に保っていただくため、「歯みがきのトレーニング」を行います。
時間:約60分
◆Step5 歯の移動
治療計画にそって歯を動かしていきます。
治療期間は患者さまの治療開始の年齢にもよりますが、全て永久歯になってからは通常約2.0~3.0年くらいです。乳歯列の場合は、その前に骨格の基礎作りや不正習癖の改善に2年位の期間が必要になりますが、お子さまの状況によって変わります。
また、通院は約1ヶ月に1回程度で、毎回の診療時間は約30~60分です。
毎回、治療内容をご説明しながら慎重に治療を進めていきます。
◆Step6 矯正装置の除去
きれいな歯ならびになったところで、矯正装置を除去し、歯の表面をピカピカに磨きあげます。
治療効果を確認するための資料をとり、治療前後の歯ならびやかみ合わせの変化を調べます。
◆Step7 保定
矯正装置の除去後、きれいになった歯ならびを安定させ、維持するために保定装置(リテーナー)を使用していただきます。
その後、数ヶ月から一年ごとの定期検診が必要です。
矯正治療の経験の有無に関わらず、歯並びや咬み合わせはエイジング(加齢変化)により一生涯変化し続けます。リテーナーを使用し、定期検診を続けることは、エイジングケア(年齢に応じたケア)にもつながります。
●矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について
①最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。
②歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪歯の形を修正したり、かみ合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮装置が外れた後、現在のかみ合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯顎の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。